日流ブームが韓国で起きている

日流ブームって知ってますか?これまでの日本での韓流に続き、今度は韓国で「日流」が大流行のきざしを見せています。なかでも特に、日本の小説やゲーム、アニメ、写真集が韓国語に翻訳され、大流行しています。韓国の2007年の小説のベストセラーのうち、日本の小説は39冊、韓国が28冊で、すでに日流が韓流の小説を超えてしまっています。特に、江國香織、奥田英朗、宮部みゆき、浅田次郎、などが人気の日流作家のようです。読者層は反日感情の薄い若い層だけでなく、広い世代に読まれています。また、「肩ごしの恋人」(唯川恵)など、日本の小説を使ったテレビドラマや映画もリリースされ、日流ブームに一役買っているようです。さらに、日本でも「恋空」で最近話題になったケータイ小説も、およそ100の日流タイトルが韓国語に翻訳されています。ある読者は、「日本の小説は、どんなテーマでもユーモアにあふれていて面白い」と語っていました。

特に人気は日本のケータイ小説とニンテンドーDS

日流のケータイ小説を配信している会社のスタッフは、「日本の小説の人気に追いつけず、コンテンツが足りない状態」だと言っています。その会社では、日本の小説以外にも、日流のビジネス書や、日流の自己啓発書も出していきたいと語っていました。ビジネス書では、「根気の技術」が韓国のモバイル読者にぴったり合うとのことで、すでに翻訳を決めているようです。ゲームでは、世界中で大ヒットのニンテンドーDS Liteが、韓国でも大流行し、日流ブームを加速させる原因にもなっているのかもしれません。韓国で発売してからわずか1年で100万台を突破し、旋風を巻き起こしました。韓国でのニンテンドーDS Liteの売れ筋ソフトでは、日本と同様、脳トレや英語教育ソフトなど、大人にも受けているのも、日流ブームが若い人だけでないことを物語っています。ただ、流通しているソフトの多くが、インターネットからダウンロードした違法コピーによるもので、せっかくの日流ブームの中、任天堂としては辛いところです。韓国は、知的財産保護の意識が浸透する前にブロードバンドの整備が整ってしまったため、韓国のインターネットの世界は違法コピーが蔓延しているようです。韓国は新興国として急速に発展を続けていますが、こういったところは、まだ中国と同様、知的財産についての意識は低いようです。知的財産の意識が高まるように、政府には啓蒙をしてもらいたいですね。

いっときのブームにとどまらず、日本と韓国、お隣同士、仲良くしましょう

日本で韓流ブームが急速に広がったのは、もちろんヨン様(ペ・ヨンジュン)とチェ・ジウ主演の「冬のソナタ」から始まった韓流テレビドラマにありますが、SMAP(スマップ)の草なぎ剛などの人気タレントが韓国好きだったり、BoAやユン・ソナなど日本で活躍する韓国人タレントの影響もあったと思います。(ちなみにユン・ソナは、早くから人気タレントのキムタク(木村拓哉)とも競演していました。)韓国でも、日本人びいきのタレントが出たり、日本出身のタレントが活躍すると、写真集も売れてさらに日流ブームが加速するかもしれません。今の日本での韓流は、少々下火になったものの、まだまだ今でも続いています。というか、今では定着の域に達し、韓国の文化が日本にすっかり馴染んだという感があります。日本の文化が韓国で開放されたのは1998年。この翌年、日本人として初めて、チャゲ・アンド・アスカ(Chage and Aska)が韓国でコンサートをおこなうなど、開放以来、アニメ、小説、映画、歌と、日本の文化が受け入れられていきました。このまま日流ブームが本格的に、しかも長く続いて、日本での韓流ブームのように、韓国でも日流ブームから定着までいって欲しいものです。一部には「嫌日流」のような反日主義者も未だに存在しますが、それは日本でも「嫌韓流」があるし同じこと。でも、一番近い国なのですから、お互い文化を理解し、認め合い、仲良くしたいものです。最後に、新宿区大久保のリトルコーリアですが、もう少し整備してきれいな街になると韓流のイメージももっと良くなるのにと、いつも思います。

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